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東京多摩国際プロジェクトが発足された2012年より、「多摩のゆず」を使った和菓子づくりを支えてくれているのは、「NPO法人多摩草むらの会」の訓練生達です。ひとつひとつの「ゆず」を手で刻み、「ゆず」ジャムを煉り上げました。訓練生達のこつこつと誠実に仕事に取り組む姿勢と正直さ、繊細な手作業のおかげで上質な和菓子を作り上げることができました。みんなで生き生きと笑顔で楽しく働くことができました。 心の病を持つ方々が、福祉の枠を越えた社会へ向け、障害があっても依存するだけではなく、誰かの役に立ちたいと願い、私たちと一緒に和菓子づくりを手伝ってくれています。

「NPO法人多摩草むらの会」は、心の病を持つ人が地域で安心して自立した生活を送れるよう支援を行う組織です。障がい者を社会から隔離するのではなく、 ノーマライゼーションのもと、社会生活を可能とする職場を整備することを目標に活動しています。障がい者と健常者の垣根を越えた「多摩草むらの会」の取り組みは、新しいかたちとして期待できます。

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多摩草むらの会と銀座かずや 古関一哉

多摩草むらの会と銀座かずや 古関一哉

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